ふわっと膨らんだパン
パン屋さんに行くとどれもおいしそうで迷っちゃいますよね♡
でも、どうしてパンは膨らむのか疑問に思ったことはありませんか?
今回はそんなパンが膨らむ秘密を探ってみようと思います♪
パンが膨らむのに必要なのものは?

パンが膨らむために必要なもの
それは、 イースト と グルテン
イーストは酵母のことで、グルテンは小麦粉から作り出されるもの。
パンを作ったことのない方でもこの二つは聞いたことがあるのでは?
イーストが出す炭酸ガスをグルテンの膜がキャッチする”
これが、パンが膨らむ秘密♩
みなさん、風船を思い浮かべてみてください。
中に溜まったガスを、風船の薄い膜がキャッチすることで膨らんでいますよね?
まさにパンも同じなのです。
イーストの働きって?

イーストは微生物の一つで、 酵母とも呼ばれます。
そう!見た目からは想像できないかもしれませんが、イーストは生き物なんですよ。
そんなイーストくん、生きるためにエサを食べます。
そのエサとなるのが小麦の中に含まれる炭水化物=糖分なのです。
炭水化物はたくさんの糖が手をつないでいる状態で、そのままではエネルギーにはなりません。
おなかの空いたイーストくんは、糖分を分解して生きるためのエネルギーに!
その分解されたものが 炭酸ガスと アルコール
炭酸ガスはパンを膨らませ、アルコールはパン特有の香りを出します。
これが 発酵の仕組み
イーストの生きる力をうまく利用してあるのですね♪
そう思うと「イーストくんがんばれ~!」って、パンにもっと愛着が湧きませんか?
小麦やグルテンの働きって?
パンが膨らむのに必要なもう一つのもの
グルテンについては以前のコラムに書きましたのでよかったらご覧ください♡
そんなグルテンを作り出せるのが小麦粉。
- パンはどうして小麦粉で作るの?
- 小麦粉にはどんな種類がある?
次回はそんな小麦粉の世界をのぞいてみようと思います♪