パン生地にクープを入れる理由は?
今日はパンのクープのお話。
クープってなに?
クープって何のために入れるの?
クープのハテナを解明していきましょう♡
クープってなに?

「クープ」は、フランス語で 「切り取られた」という意味。
パン作りにおいては、
「焼成前にパン生地表面に切り込みをいれること」を
「クープを入れる」と言います。
クープを入れることでパンの焼き上がりに良い影響があるんです♡
どんな利点があるのか、考えてみましょう♪
クープの意味:その1

なぜ表面に切り込みを入れるのか?
考えたことありますか?
クープの利点はいくつかあるんです。
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まずひとつめ♪
『 火の通りが良くなる 』
パン生地には水分が含まれていますよね。
特にクープを入れるようなパンは加水多めの生地で作るハード系のパンが多いはず。
その水分が焼成中に蒸発することで内装に気泡ができてバリっと軽い食感が生まれるのです。
水分が蒸発せずに籠ってしまうと重たいパンになってしまいます。
そこでクープの出番!
クープがあることで、水分を上手く外に逃がしてやる ことができるのです。
そして水分が蒸発して気泡ができたところに火がよく通る!というわけ。
水分の蒸発を助け、火通りを良くする ことがひとつめの利点なんですね♡
続きは次回お話します♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございます♡
この記事を書いた先生
Bread Own Meister

Nagisa 先生
手ごねパン教室coron、講師のNagisaです♩
オンラインレッスンをメインに活動中♪
理論に基づいた考察とイラストで、楽しくわかりやすい説明を♡
電気オーブンでも美味しく焼けるようサポートします♪
LESSON:あこ酵母 / 白神こだま酵母 / イースト